研究内容

炭化したメタン発酵残渣から窒素・リンを吸着回収する吸着材を開発します。回収した窒素・リンを水田に施肥した際の緩効性肥料としての性能を評価します。 窒素・リン吸着剤を開発するとともに、残渣施肥により生育するイネの収量が慣行の肥料施肥と比べて遜色ない吸着剤の添加量を明らかにします。メタン発酵技術から残渣の肥料としての有効利用の一気通貫のシステム構築には、様々なシナリオを考慮したコスト・エネルギー・温室効果ガス排出量の炭素耕作性評価が必要です。そこで、各要素技術による廃棄物資源化システムに対する評価を行い、その評価結果を要素技術開発にフィードバックしながら技術開発を促進するとともに、炭素耕作社会の構築に資する廃棄物資源化システム確立を目指します。

研究者

研究者

林 彬勒

産業技術総合研究所 排出暴露解析グループ 上級主任研究員

研究者

匂坂 正幸

産業技術総合研究所 安全科学研究部門 国連工業開発機関

研究者

利谷 翔平

東京農工大学大学院工学研究院 准教授

論文

  1. Lin, B.-L., Kumon, Y., Inoue, K., Tobari, N., Xue, M., Tsunemi, K. and Terada, A. 2021. Increased nitrogen deposition contributes to plant biodiversity loss in Japan: Insights from long-term historical monitoring data. Environmental Pollution 290, 118033.
  2. Takata, M., Lin, B.-L., Xue, M., Zushi, Y., Terada, A. and Hosomi, M. 2020. Predicting the acute ecotoxicity of chemical substances by machine learning using graph theory. Chemosphere 238, 124604.
  3. Meng, L., Xie, L., Riya, S., Terada, A. and Hosomi, M. 2019. Impact of turning waste on performance and energy balance in thermophilic solid-state anaerobic digestion of agricultural waste. Waste Management 87, 183-191.
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