6月13日(金)第13回ハンズオンセミナー「~資源循環×尖端技術で切り拓く中小企業の新たな競争力~」が、西東京国際イノベーション共創拠点(東京農工大学府中キャンパス)で行われ、当拠点より養王田プロジェクトリーダー、寺田昭彦教授、松下泰幸教授、堀川祥生教授、兼橋真二准教授が登壇しました。
本学と飯能信用金庫は、令和6年3月に包括協定を締結し、東京農工大学発のスタートアップに対する経営支援や、飯能信用金庫の顧客である地域企業への技術相談・研究交流に取り組むこととしています。今回のハンズオンセミナーは、本協定に基づき、連携活動の一環として行われたもので、「~資源循環×尖端技術で切り拓く中小企業の新たな競争力~」のテーマに基づき、本学の先進的な研究シーズや社会実装に向けた取り組みを企業の皆様に情報発信するとともに、企業紹介や交流会を通して、企業様と本学研究者の連携による新たなビジネスチャンスを創出すること、技術⾰新や事業成⻑に繋がる情報を提供することで、地域経済の活性化に貢献することを狙いとしています。
「資源循環の未来を考える」と題された第一部では、養王田プロジェクトリーダーと寺田教授、松下教授、堀川教授が、「COI-NEXTでのカーボンネガティブへの取り組み」というテーマでの基調講演を行いました。続いて、養王田プロジェクトリーダーと寺田教授が、中小企業の経営者の方々とトークセッションに登壇。また、第2部の「東京農工大学の尖端研究例の紹介」に堀川教授が登壇し研究紹介を行いました。
ご参加いただいた企業の皆様には、本拠点の掲げる「炭素耕作」についてご理解を深めていただけたと思います。

本拠点では、今後も、企業の皆様へ先進的な研究シーズや、本拠点が目指す「炭素耕作型社会」の実現に向けた社会実装の取組について、積極的に発信していきます。
東京農工大学COI-NEXT事務局