日本から13名の研究者がインドネシア、タイを訪問し、2024年7月29日および30日にインドネシア大学にて、8月1日にタイ

カセサート大学にて『COI-NEXT国際ワークショップ』を開催しました。


 インドネシア、タイから8名の研究者を招いて昨年11月に東京農工大で開催したワークショップに続き、更に議論を深め、

今後の連携の可能性なども探る機会として開催しました。東南アジアと日本におけるバイオマス利活用に関する今後のあり方

や研究の方向付けについて議論しています。

 インドネシア大学では、バンドン工科大学、ボゴール農科大学の研究者も加わり、バイオマス資源としての木質材料や稲の

利用、高価値化技術、藻類の利用、パーム油を資源とした技術開発などが紹介され、それぞれの地域に特徴ある実装について

も議論を深めました。

 タイのカセサート大学でも連携について議論し、またSATREPSのプロジェクトとして、現在は放置されている「パラゴムノ

キの種子」からのオイル採取・利用に関する研究開発内容の共有と実験設備の見学を行い、議論を深めました。

 今後も、本拠点では、バイオマス利活用の国際展開を推進するために両国と積極的に連携を進めていきます。

インドネシア大学でのWS(1日目)参加者

インドネシア大学WS(1日目)

タイ カセサート大学でのWS