弘前大学を会場に、100名を超える本拠点メンバーが一堂に会する拠点会議を3月3日(日)~5日(火)の3日間に実施しました。
初日の、弘前大学村下公一COI-NEXT拠点長のご講演では、『「新経済循環」と「全世代アプローチ」で創る革新的well-being地域社会モデルの実現』をテーマとし、健康長寿の世界を目指した「健康都市弘前構想」をご紹介いただきました。続いて、本拠点の活動報告として、養王田プロジェクトリーダーより拠点全体の報告、および各課題リーダーによる研究紹介が行われました。また、各課題の参加メンバーによる口頭発表も実施し、各課題研究の内容と進捗を皆で共有しました。
あわせて、拠点活動に参加している学生、企業メンバー等によるポスターセッションが行われ、熱のこもったディスカッションが行われました。ポスター発表の後には、メンバー間による充実した情報交換も行われました。本イベントを通じ、拠点で進めている各課題について、具体的な項目について担当者から説明いただき、数多くの新たな研究が連携して行われ、炭素耕作につながる成果に向けた進展が感じられました。
3日目には、News Picks編集委員で科学ジャーナリストの須田桃子様によるご講演が、「STAP細胞事件に学ぶ研究不正の構造とリスク管理」というテーマで行われ、過去の重要な事例から研究者とマネジメントの倫理について再認識することが出来ました。
最後に、佐藤副PLより、本イベントの総括が行われ、3日間の拠点会議が終了しました。
今回の拠点会議では、学生を含む拠点メンバーによる研究の現在地が共有され、積極的な交流を行うことができ、大変有意義なものとなりました。
今後も、拠点の更なる発展、研究活動の加速のため、このようなイベントを継続的に行って参ります。
東京農工大学COI-NEXT事務局