5月11日(木)に養王田プロジェクトリーダーと佐藤副プロジェクトリーダーが、本拠点と同じくカーボンニュートラルに取り組まれている金沢大学COI-NEXT 『再生可能多糖類植物由来プラスチックによる資源循環社会共創拠点』を訪問し、高橋憲司プロジェクトリーダー、山田秀尚准教授、坂田章吉特任教授、和田直樹助教、およびオンラインにて後藤文昭副プロジェクトリーダー(三井住友銀行)などの皆様と意見交換を実施しました。
今回は、本拠点と金沢大学の拠点の活動をお互いに理解し、連携・交流を深める機会となりました。
まず、本拠点の活動について、特に多くの参加企業・機関を管理する体制について質問を受け、各研究開発課題のリーダーによる独立性も持たせる形になっていること、研究のメイン軸である農・林業については農工大が一体となって取り組める体制にあることを説明しました。また、今後は研究開発課題5(社会的受容性の評価手法開発)を中心にニーズ側からコンセプトを作っていくべく、参画企業であるイオン株式会社どともコミュニケーションをとっていることなどを説明しました。
さらに、知財関連の活動も重要であるという認識も共有でき、金沢大拠点の知財委員会について、運営方法等を伺い大変有意義な意見交換ができました。
また、金沢大学内に設置したエグゼクティブ・コーディネータ制度のコーディネータを、拠点の「アドバイザ」に就任いただくなど、金沢大学拠点は、様々な分野で活躍している人、有識者、といった“現場の人”で構成され、色々なもの(技術)の出口に関する情報や人脈を持っていることも伺え、大変有意義な意見交換となりました。
さらに、2023年9月27日に開催予定の本拠点シンポジウムについて、金沢大からのご参加について同意もいただくことができました。金沢大拠点の皆様からは、こういった交流・連携は良い機会であり、今後も本拠点および金沢大拠点が入っている第3領域(JST設定)の拠点及び関連ある拠点が集まってイベント開催すること、まずは農工大で関連拠点参加型のシンポジウムを開催するが、引き続き関連拠点の持ち回りで開催することなど、有意義なご提案を受けることができました。
お忙しいところ、ご参加いただいた高橋憲司プロジェクトリーダー、山田秀尚准教授、坂田章吉特任教授、和田直樹助教、後藤文昭副プロジェクトリーダーに、改めて御礼申し上げます。
今後も、他拠点との意見交換などを積極的に実施し、各拠点の目標達成に向けて連携を深めて参ります。